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空手

強さと美しさを競う「形」 日本のお家芸に

個人形種目、技の一連の動作を正確に演武できたかどうかを競う=空手道マガジンJKFan提供

「AKF第17回アジアジュニア&カデット、アンダー21空手道選手権大会」の見どころ(2)

 ■「形」競技。空手の技が織りなす、強さと美しさ

 5月11日から沖縄県立武道館(那覇市奥武山町)で開催される「AKF第17回アジアジュニア&カデット、アンダー21空手道選手権大会」。今回は、形(かた)種目の説明と見どころを紹介する。

 形とは、相手との攻防の一連を演武するもの。空手には突きや蹴り、受けや払いなど、自分の身体を「武器」にした多様な技があり、その一連が形である。それぞれの形は、突きや蹴りなどの技、身体を向ける方向、立ち方、腕や手をどの位置に置くのかが決まっており、定められた通りに演武を行う。

 形競技では、その技の正確さ、力強さやスピード・リズム・バランスなどを競う。本大会の形種目では、まずは赤の選手またはチームが演武をし、その後、青の選手またはチームが演武する。両方の演武が終わった後、5人の審判がどちらかの色の旗をあげて、多数決で勝ち負けを決める。

 演武者の集中力や気迫、技のスピードや鋭さ、表現力が魅力の種目。選手の織りなす技の強さと美しさに、会場中が水を打ったように静まり返り、演武に集中する雰囲気が作り出される。

3選手の一致、分解の迫力に注目

ジュニア種目でのみ実施される団体形。1チーム3選手が同時に演武し、その一致が評価の基準=空手道マガジンJKFan提供

 個人形は1人の選手が演武、団体形は3人1組のチームで演武する。本大会では、大会2日目(12日)のジュニア(16~17歳)でのみ、団体形種目も実施される。

 団体形は3人が同時に同じ形を演武し、3選手の動きの一致性も評価の基準。息の合った演武が必要となる。また決勝戦は、形演武のあとに続けて「分解」の演武が行われる。これは形の中に含まれている攻防の技術を正しく理解できているかを競い合うもの。チームの3選手が対峙(たいじ)し、突き、蹴り、投げなどの攻防を、実際のスピードの中で行う。

日本の得意種目。母国の意地を見せつけろ!

昨年のアジアカデット大会、世界カデット大会を優勝している日本の大内美里沙。今大会はジュニアでエントリー=空手道マガジンJKFan提供

 形種目において、日本選手の国際競技力は目を見張る高さがある。昨年7月に開催された前回のアジアジュニア&カデット、アンダー21大会では、出場した六つの形種目のうち、四つの金メダルと一つの銅メダルを獲得した。

 今大会も、日本から出場する全選手が金メダル最有力。空手の母国としての卓越した技術力は、アンダー世代でも健在だ。目指すは全種目金メダルだろう。(空手道マガジンJKFan提供)

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