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■「組手」超高速!突きや蹴りの攻防 的確な有効打がカギ
5月11日から沖縄県立武道館で開催される「AKF第17回アジアジュニア&カデット、アンダー21空手道選手権大会」。今回は、組手種目の説明とみどころを紹介する。
組手は、2人が対峙(たいじ)して、突きや蹴りを繰り出し合う攻防。有効打となる技を決めるとポイントになり、そのポイント数を競う。
攻撃して良い部位は「上段(頭部・顔面・頸部=けいぶ)」・「中段(腹部・胸部・背部・脇腹)」で、有効打を決めるとそれぞれ以下のポイントが与えられる。
☆有効(ゆうこう)…1ポイント 突きまたは打ち
☆技あり(わざあり)…2ポイント 中段蹴り
☆一本(いっぽん)…3ポイント 上段蹴りまたは倒れた相手への突き
技はコントロールされたものでなければならず、強打をすると注意が課せられ、重なると反則負けになる。
組手の試合時間は、アンダー21の男子組手は3分で、他の種目は2分。先に8ポイント差をつけるか、試合時間が終わった時に多くのポイントを取った方が勝ちとなる。また同点の時は、試合時間内で先にポイントを取ると得られる「先取(せんしゅ)」を持っている方が勝ちになる。同点で先取を持っている選手がいない時や、0-0で終わった時は、5人の審判団が多数決で勝敗を決める。
スピード感のある激しい攻防のなかで、技を的確に有効部位にコントロールする、卓越した技術が見もの。また、相手の意表をつこうとする両選手の駆け引きに、緊張感があふれる種目だ。
組手種目において、今アジア地区は急成長を見せている。特に世界一の組手大国に成長したイランは、シニアの世界選手権で2014、16年と2大会連続男子団体組手世界一に輝いた。昨年のアジアジュニアカデット大会でも金メダル12個と次世代も強豪ぞろい。男子ではサウジアラビアら中東勢、女子ではカザフスタンも急成長を見せている。
日本は、昨年10月に開催されたアンダー世代の「WKF第10回世界ジュニア&カデット、アンダー21空手道選手権大会」において組手で七つの金メダルを獲得した実績がある。さらに今年1月から3月にかけて、次世代の有力選手を中心にした強化育成を目的に、ナショナルチームとして初めて海外の長期合宿を行うなど、次世代の強化が進んでいる。その成果を見せる時がきた。(空手道マガジンJKFan提供)
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