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写真展

破壊された生活、懸命に生きる 立命館大で二つ /京都

「私のレンズを通して見た、占領下のパレスチナ」展=京都市北区の立命館大国際平和ミュージアムで、南陽子撮影

 京都市北区の立命館大国際平和ミュージアムで、平穏な暮らしを破壊されながらも生きようとする人々の姿に迫る二つの写真展が開かれている。怒りや悲しみに満ちた人間の心を、一方は当事者の一人がそのままレンズですくいとり、一方は日本人ジャーナリストが静かに寄り添うように写した作品群だ。料金は大人400円、中高生300円、小学生200円。問い合わせは同ミュージアム(075・465・8151)。【南陽子】

 「私のレンズを通して見た、占領下のパレスチナ」展(20日まで)は、パレスチナの小さな村でオリーブを栽培しながら写真家としても活動するハイサム・ハーティブさんが撮影した22点が並ぶ。イスラエルによる高さ8メートルの「分離壁」や弾圧で村から出られないハーティブさんに代わり、京都市のNPO法人「アースキャラバン」が写真データを預かって開催した。

 停戦ラインを無視してうねるように続く壁を見下ろす祖父と少年、拘束されている家族の写真を掲げて抗議する涙の女性、生活の糧であるオリーブ油のできばえにほほ笑む男性らの表情が、占領下の生活を雄弁に伝える。1月に送られてきたという8分間の映像は、夜間に銃口を向けて自宅に押し入ってきたイスラエル兵を記録し、過去に銃撃されて生死をさまよった自身の恐怖を告白している。

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