【バンコク西脇真一】米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による史上初の米朝首脳会談の舞台にシンガポールが選ばれた理由について、東南アジアの事情に詳しい外交関係者は「米朝双方が条件を突きつけ合い、消去法で残ったのがシンガポールではないか」と分析する。
首脳会談開催が決まった後、両国間では開催地として、シンガポールのほか(1)ワシントンや平壌(2)モンゴルの首都ウランバートル(3)南北軍事境界線にある板門店などを念頭に調整を進めてきた。ただ、相手の首都に訪れることになれば「譲歩した」と受け止められるおそれがある▽ウランバートルは設備や警備面で不安が残る▽板門店なら韓国の仲介が過度に強調される--などの要因から調整が難航してきた。
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