伊豆・妙蔵寺

「平和を祈り」パゴダで戦没者らの慰霊祭

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 静岡県伊豆市八木沢の妙蔵寺(佐治静正=じょうしょう=住職)境内のパゴダ(ビルマ仏塔)で10日、太平洋戦争の戦没者らの慰霊祭が営まれ、祖父などを亡くした地域の遺族らが参列し、読経や焼香で慰霊した。妙蔵寺先々代住職の故佐治尭英(ぎょうえい)さんは通信兵としてインパール作戦に従軍。復員後にパゴダを建立し、毎年慰霊祭が営まれている。

 尭英さんは1944年にビルマ(現ミャンマー)からインド北東部攻略を目指したインパール作戦に従軍した。作戦では数万人の日本兵が飢餓や病気で死亡したが九死に一生を得た。46年8月に復員後は妙蔵寺住職と土肥中教師を務める傍ら、世界平和を祈るパゴダ建立のため約5年間托鉢(たくはつ)。70年にビルマ大使らも参列しパゴダを落成した。一時は境内に合宿所を作りビルマ人留学生を受け入れるなどしていたが、95年に7…

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