山口市徳地上村の月輪寺(がちりんじ)薬師堂(国指定重要文化財)で、約20年ぶりとなるかやぶき屋根のふき替えが始まった。11日は、地元の市立島地小5、6年生15人が作業を手伝った。
薬師堂は、東大寺再建用の木材を調達するため徳地地区に入った重源上人が1189年、聖徳太子ゆかりとされる荒廃したお堂を現在地に再建したと伝えられ、県内最古の木造建造物と考えられている。
かやぶき屋根は、風雨や表面に生えるコケで傷むため15~20年に1度ふき替える必要があり、前回は1999年だった。児童は薬師堂正面に組まれた足場の上に並び、工事を担当する「山城萱葺(かやぶき)」(京都府城陽市)社員の指導を受けながら、熊本・阿蘇のススキを丁寧に乗せ、木製の「たたきごて」で端をたたいてそろえた。
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