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和歌山・白浜の水難偽装

地検、殺人罪で起訴 夫の被告は黙秘

 和歌山県白浜町で昨年7月、水難に見せかけて妻を殺害したとして、和歌山地検は11日、大阪市天王寺区、運転手、野田孝史容疑者(29)を殺人罪で起訴した。目撃情報など直接証拠に乏しく、野田被告は黙秘を続けているが、地検は状況証拠の積み重ねで立証は可能と判断した模様だ。

     起訴状などによると、野田被告は昨年7月18日午後4時半~50分ごろまでの間、白浜町の臨海浦海水浴場沖で妻志帆さん(当時28歳)の体を押さえつけて溺れさせ、低酸素脳症で殺害したとされる。

     志帆さんはシュノーケリング中に心肺停止となり、野田被告は事故と説明した。しかし、司法解剖で志帆さんの胃から多量の砂を確認。専門家は「水難による溺死は考えにくい」との見解を県警に示し、2人きりでいた野田被告が浅瀬で溺れさせた疑いが浮上した。

     野田被告は調べに黙秘を続け、「目を伏せて腕を組み、まるで寝ているようだ」(捜査関係者)という。野田被告が事件前、交際していた別の20代女性と新居購入の手続きを進めていたことなどが分かり、地検は公判を通じて動機を明らかにしていく方針だ。【黒川晋史、木原真希】

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