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柳瀬氏の国会答弁が一夜で覆りかねない展開に、政府・与党は危機感を強めている。自民党は中村知事の国会招致を拒んだが、柳瀬氏と愛媛県の主張が食い違ったままでは、加計学園問題は収束しない。6月20日の国会会期末まで働き方改革関連法案など残る法案の処理は綱渡り。問題が長引けば、与党は戦術の練り直しを迫られる。
菅義偉官房長官は11日の記者会見で「県の作成した文書にいちいちコメントすることは控えたい」と述べ、愛媛県側への反論を避けた。柳瀬氏の招致で一区切り付けるもくろみが外れ、ある自民党中堅議員は、旧日本新党出身という中村知事の政治経歴を挙げて「野党と裏でつながっているのではないか」と当てつけ気味に漏らした。
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