メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

中国・四川大地震

習氏、復興を誇示 メディア批判伝えず

 【上海・工藤哲】9万人近い死者・行方不明者を出した中国の四川大地震(2008年5月)から12日で10年を迎えた。国営新華社通信によると、習近平国家主席は四川省成都市での地震に関する国際シンポジウムに書簡を送り、復興の成果を強調した。政権の施策が復興の速度を上げたことを国内外に示し、求心力を一層高める狙いもありそうだ。

     習氏は書簡で「被災地は中国共産党の確固たる指導の下、再建と復興活動で多大な成果を収めた」と誇示。さらに大地震の後に道路などのインフラ整備が急速に進められたことを念頭に「国際社会に対し、有益な経験を示し啓示を与えた」とした。

     国営中国中央テレビ(CCTV)は、この10年間に政府の復興策で1200万人の被災者の住居が保障され、3340カ所の学校が再建・修復され、約157万人の就業を支援したと成果を宣伝した。

     被災者の中には家族を失うなどして老後の生活への不安や当局の対応への不満を訴える人もいるが、中国の主要メディアはこうした批判的な声は伝えていない。

    関連記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 米朝首脳会談中止 トランプ氏から金正恩氏への書簡全文
    2. ホワイトハウス 米朝首脳会談中止 トランプ大統領が発表
    3. アメフット 日大と勘違い 日体大が非難や中傷浴び困惑
    4. アメフット 学内から批判噴出 父母会などが行動起こす
    5. 広島・高2殺害 「わいせつできず怒り」容疑者、突発的か

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]