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ストーリー

「LGBT学」説くゲイの講師(その2止) 差別根絶を願い

研究室で初めての講義の内容を振り返る眞野豊さん(右)と恩師の河口和也さん=広島市安佐南区の広島修道大で2018年4月6日、徳野仁子撮影

 

 ◆体験を原動力に学校教育改革

性の多様性は「人権」

 「セクシュアリティーは人権問題なんです」。それはゲイ(男性同性愛者)の当事者で広島修道大非常勤講師の眞野豊さん(36)が講義や講演で繰り返し訴えるテーマだ。セクシュアリティーとは、性的指向など性のあり方全般を意味する。

 その言葉通り、4月からの講義「LGBT差別と教育をめぐる社会学」では、性的少数者(LGBTなど)差別の実態や背景、それらを根絶するために学校現場でどのような教育をすべきか、などを海外の例も引きながら説く。「性には『体の性』だけでなく『心の性』や『好きになる性』もある。どれも国際社会で認められている人権です」。初回、学生たちにそう語りかけた。

 セクシュアリティー、人権、教育。その三つを結びつけたのは自身の人生、そして中学校教員としての体験だった。

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