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今週の本棚

川本三郎・評 『大根の底ぢから!』=林望・著

 (フィルムアート社・1944円)

本書自体、散し寿司のよう

 飲食に関する随筆は、食べ歩き、飲み歩きが多く、正直、「いい気なもんだ」と腹立たしくなる。渥美清は「うまいもんがあると聞くと、捜してでも食いに行くなんて、なんか、品がないよなあ」と言ったという(山田太一『月日の残像』新潮社)。

 その点、林望さんの食の随筆は、どれを読んでも、面白く、幸せな気持ちになる。なぜなら、林望さんは自分で料理をしているから。

 「料理は家庭料理を以(もっ)て第一義とする」が信条。なにしろ林家では、朝晩とも林望さんの担当で、奥…

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