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沖縄県で流行中のはしか(麻疹)は、愛知県にも感染が広がり、患者報告数がじわじわと増えて両県合わせて100人を超えた。沖縄の流行は台湾からの旅行客が発端で、外国から持ち込まれたウイルスをきっかけに流行する事例は「輸入感染」と呼ばれ、毎年のように発生している。背景には、ウイルスの持つ強い感染力に加え、免疫の弱い大人が少なくないという問題がある。【野田武、熊谷豪】
沖縄では、3月17日に台湾から訪れた30代男性が、県内を3日間旅行し、同20日にはしかと診断された。この間に男性旅行客と直接接触のあった人が相次いで「2次感染」し、さらに2次感染者と接触した人にもうつる「3次感染」という形で感染が広がった。
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