青食センター

今月末で閉鎖 64年の歴史に幕

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前身の古川大衆市場の時代から約60年にわたり営業してきた浜名商店=青森市古川で、北山夏帆撮影
前身の古川大衆市場の時代から約60年にわたり営業してきた浜名商店=青森市古川で、北山夏帆撮影

 昭和中期から「青森の台所」として市場が立ち並んでいた青森市古川地区。ここで64年にわたり親しまれてきた「青森生鮮食品センター」(青食センター)が今月末で閉鎖される。土地と建物を所有していた女性が高齢で手放すことを決めたため。老朽化した建物は取り壊される予定で、営業していた商店のほとんどが店をたたむ。常連客からは惜しむ声が相次いでいる。【北山夏帆】

 青森生鮮食品センターは1954(昭和29)年、前身となる古川大衆市場が落成。戦後、青森駅付近にできたヤミ市が徐々に衰退し、商店街へと様変わりし始めた時期だった。昭和30年代半ばになると、経済成長とともに、安くて鮮度の良い品物をそろえた同市場は主婦の人気を集めた。「バス賃をかけても古川へ」と買い物客でにぎわったという。

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