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/14 愛媛県産材の耐震シェルターを開発 森松浩司さん /四国

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愛媛県産の杉材で耐震シェルターを開発した森松浩司さん=愛媛県今治市菊間町で、松倉展人撮影
愛媛県産の杉材で耐震シェルターを開発した森松浩司さん=愛媛県今治市菊間町で、松倉展人撮影

「家の中の避難所」製品化 森松浩司(もりまつこうじ)さん(56)

 ディズニー映画のキャラクターをあしらった白い壁紙に包まれた6畳ほどの小さな部屋。愛媛県今治市の菊間保育所(園児42人)にある「愛媛県型 耐震シェルター」だ。同市の「森松建設」社長、森松浩司さん(56)が愛媛県産の杉材で開発した。普段は保育や昼寝に使うほか、食料や水などの備蓄品を置く。「この中に入ると、おうちが崩れそうになっても大丈夫だよ」。保育士は毎月の避難訓練で言い聞かせ、四国でも揺れを感じた鳥取県中部地震(2016年)の際も子どもたちを誘導した。

 南海トラフ巨大地震に備えて「安全で頑丈な部屋」の開発ができないかと考え、7年前の東日本大震災を機に製品化を急いだ。えひめ産業振興財団の助成を受け、県内の森林組合から供給される杉材で6畳サイズの箱形シェルターを何度も試作した。

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