- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

LGBTなど性的少数者に配慮した「LGBTフレンドリー」のサービスをうたう企業が増えている。生活に密接に関わる不動産関連業や、2020年の東京五輪に向けて需要が見込める宿泊業の取り組みが目立つ。当事者の悩みに応じながら対応を進める企業を取材した。
●不動産仲介「力に」
「同性カップルでの入居を希望しておられます。お二人とも落ち着いた方々です」
東京都世田谷区の不動産仲介会社「IRIS(アイリス)」は同意を得た客の人柄などを紹介状に書き込み、物件の管理会社やオーナーに渡す。来客の約8割がLGBT当事者といい、社長の須藤啓光(あきひろ)さん(28)は「LGBTに漠然とマイナスなイメージを持つ人は多い。当事者の力になりたい」と話す。
この記事は有料記事です。
残り2059文字(全文2377文字)