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鳥取

子どもの読書離れ深刻 高校・大学生は「月にゼロ」

 高校生や大学生の3人に1人は1カ月に全く本を読まない--。子どもの読書環境を調べた鳥取県教委の2017年度のアンケートで、子どもの本離れが進んでいる実態が改めて浮き彫りになった。「読みたい本がない」との回答が目立ち、県教委は本を手に取るきっかけづくりに力を入れる。

     アンケート(選択式)は09、12年に続く3回目。県内の幼稚園や保育園、認定こども園の年長児の保護者▽小学3年▽小学6年▽中学3年▽高校2年▽大学生-を対象に実施し、計2942人から回答を得た。

     読書習慣を尋ねる質問では、不読率(1カ月に1冊も本を読まない人の割合)が、大学生35.8%(前回24.4%)▽高校2年29.3%(同21.3%)▽小学3年4.5%(同3.2%)--とそれぞれ増加した。

     読まない理由として、習い事やアルバイトを挙げた人が一定数いた一方で「本を読みたいと思わない」を選んだのが中学3年では最多の41.2%▽小学6年22.6%▽高校2年26.6%。本そのものに魅力を感じていない児童生徒が多かった。

     一方で、年長児の保護者が家で読み聞かせをしない割合が5.8%(前回10.4%)と前回調査よりほぼ半減した。

     今年度は県が策定する「県子どもの読書活動推進ビジョン第3次計画」の最終年度だが、読書時間などの数値目標を達成できない見込みだ。県教委は、本への関心を高めてもらうための取り組みを継続。書店に置くポップ広告作品を募集する「中学生ポップコンテスト」を開いたり、生徒同士で書評合戦をする「ビブリオバトル」の支援事業を展開したりするという。

     県教委社会教育課は「生涯学習としての読書習慣を子どものうちに身につけてもらえるよう、継続して取り組みたい」としている。【小野まなみ】

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