愛媛・遺跡

縄文の犬は人間と一心同体 最古の埋葬犬分析

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上黒岩岩陰遺跡で出土した国内最古の埋葬犬2体の頭骨(左側が1匹目、右側が2匹目)=慶応大民族学考古学研究室提供
上黒岩岩陰遺跡で出土した国内最古の埋葬犬2体の頭骨(左側が1匹目、右側が2匹目)=慶応大民族学考古学研究室提供

慶応大調査で「共に狩り、肉を分けられ、手厚く埋葬」判明

 縄文時代の犬は人間と共に狩りをし、肉を分け与えられ、手厚く葬られた--。愛媛県久万高原町(くまこうげんちょう)の国史跡「上黒岩岩陰(かみくろいわいわかげ)遺跡」で1962年に出土した国内最古の埋葬された犬の骨について、慶応大などが科学的分析を進め、縄文人と犬の深い関係が浮かび上がってきた。考古学の発達で骨が多くを語り始め、国内外で注目を集めている。

 上黒岩岩陰遺跡は、石鎚山麓(さんろく)の高原地帯の川沿いにあり、縄文時代の女性像を刻んだ石の発見などで知られる。犬の骨は62年、慶大の研究者らが埋葬人骨に隣接する場所で、屈葬された状態の2匹の全身骨格を発掘。地層などから最古の埋葬犬とされた。

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