米国

大使館エルサレム移転 住民「死ぬまで抗議」 軍発砲・催涙弾、流血のガザ

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催涙ガスなどの攻撃から逃れるパレスチナのデモ隊=ガザ地区で14日、ロイター
催涙ガスなどの攻撃から逃れるパレスチナのデモ隊=ガザ地区で14日、ロイター

 イスラエル建国70周年に合わせた14日の在イスラエル米大使館のエルサレム移転に、パレスチナ側は猛反発し、デモ隊とイスラエル軍との衝突で多数の死傷者が発生した。「親イスラエル・反イラン」の姿勢を改めて鮮明にしたトランプ米政権。独善的な政策は中東情勢をさらに不安定にしている。

 燃やされたタイヤから幾筋もの黒煙が立ち上り、赤新月社の救急車がけたたましいサイレンを鳴らしながら、負傷者を搬送していく。パレスチナ人が抗議デモに集結した14日のパレスチナ自治区ガザ。流血の現場はパレスチナ人の怒りと叫び声に包まれた。

 デモ参加者がイスラエルとの境界に近づくと、イスラエル軍は催涙弾を撃ち込み、銃撃を始めた。「女性や子供もいたのにやつらは撃ち始めた。あまりに危険だ」。ガザ市東部マラカ地区の境界近くで、マフムード・モルタジャさん(20)がまくしたてた。

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