米大使館移転

「第二次大戦前夜のよう」中東各国が非難

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
在イスラエル米大使館のエルサレム移転に抗議するパレスチナ人=ガザ地区で2018年5月14日、AP
在イスラエル米大使館のエルサレム移転に抗議するパレスチナ人=ガザ地区で2018年5月14日、AP

 【カイロ篠田航一】在イスラエル米大使館のエルサレム移転を受け、アラブ連盟(21カ国と1機構、本部カイロ)は14日、対応を協議する緊急会合を16日に開催することを決めた。同連盟のアブルゲイト事務局長(元エジプト外相)は、14日の移転式典に多くの国が参加したことを「恥ずべき行為だ」と非難。イスラエル軍との衝突でパレスチナ人に多くの死者が出たことで、中東のイスラム諸国からは流血拡大への懸念が高まっている。

 トルコのエルドアン大統領は14日、訪問先のロンドンで「米国は中東和平を仲介する役割を失った」とトランプ米政権を批判。「まるで第二次大戦前夜のような暗黒の日々を生きている感覚だ」と述べ、米国の単独行動が引き起こす国際的な危機への懸念を示した。レバノンのハリリ首相も「すべての平和的解決への努力が袋小路に入った」と指摘した。宗教界からも懸念の声が上がり、エジプトにあるイスラム教スンニ派最高権威機関アズ…

この記事は有料記事です。

残り142文字(全文544文字)

あわせて読みたい

注目の特集