水稲「イ号」

「幻のコメ」日本酒に 三川で新ブランド誕生に期待 80年ぶり復活 /山形

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 かつて県内最大の栽培面積を誇った水稲の品種を日本酒で復活させようと、田植えが最盛期を迎えた庄内地方の三川町で、約80年ぶりに水稲の品種「イ号」の栽培が始まった。個性的な日本酒の人気が高まりつつある国内需要をにらみ、第二次世界大戦前に栽培を終えた「幻のコメ」をよみがえらせるプロジェクトに、町観光関係者と農家らは「良質米のふるさと庄内を売りコメ」と意気込んでいる。

 イ号は、東郷村(現三川町)の佐藤弥太右衛門(やたえもん)が明治末期に育成した品種。全盛期の1927年には、「つや姫」「はえぬき」「コシヒカリ」などのルーツで庄内町生まれの品種「亀ノ尾」を超える、約2万ヘクタール弱の栽培面積まで普及した。

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