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福島空港

17年度利用者25万9618人 原発事故後で最多 /福島

 2017年度の福島空港(須賀川市・玉川村)の利用者数が25万9618人で、東京電力福島第1原発事故後の11年度以降で最多だったことが、県のまとめで明らかになった。台湾やベトナムへのチャーター便が増えたことや、関西地方で大阪と結ぶ定期便のPRを強化したことが要因。今年は開港25周年の節目にあたり、県は「さらに利用者を伸ばし、多くの人に復興を目指す福島の自然や食など豊富な魅力を体感してもらいたい」としている。

     利用者数は福島空港を出発、到着した便の搭乗者数の合計。県空港交流課によると、大阪や札幌を結ぶ定期便など国内線の利用者数が25万385人で、前年度比9279人増。このうち大阪便が同7981人増だった。フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)による観光ツアー向けのチャーター便も、北海道・稚内や宮崎など国内各地へ前年度より81便多い計101便が行き来し、利用者数も約5倍の6092人だった。

     定期便がない国際線はチャーター便のみ就航し、利用者数は9233人で昨年度の4894人からほぼ倍増。計69便のうち33便が台湾、30便がベトナム便だった。県などが就航を働きかけた台湾とベトナムから毎週のように安定してチャーター便が発着した。

     福島空港は1993年3月に開港。当初、大阪と札幌、名古屋の3航路だった定期便は99年度に国内7都市の他、ソウル、上海にも就航した。同年度の利用者数は75万7625人で最多だった。ただ、その後は福島市や郡山市など都市部からアクセスしやすい仙台空港に利用客が流れるなど低迷。原発事故直後の11年度から国際線の定期便は休止し、空港の利用者数も20万人台前半に落ち込んでいる。

     県は今後、チャーター便の新規就航や、海外などへの定期便の再開を目指し、県民への利用促進も強化する構え。県空港交流課の担当者は「利用者増を加速させ定期便の就航を増やすことで、原発事故で落ち込む福島観光に寄与したい」と話している。【岸慶太】

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