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出前カフェ

高齢者集う NPO運営「図書室」企画 朗読や健康トーク 南伊勢 /三重

 公立図書館のない自治体が県内に5町あり、このうち南伊勢町ではNPO法人「みなみいせ市民活動ネット」が「図書室」を運営している。9月で開設3年となる「みなみいせ図書室」。図書の貸し出しだけでなく、高齢者のコミュニティー作りにも取り組んでいる。【尾崎稔裕】

     15日は町西部の穂原地区の古民家で毎月第3火曜日の催し「出前図書カフェ」が開かれた。明治中期建設の木造家屋の居間12畳に集まった70~90代の男女を前に、同図書室の司書、田中由紀子さん(46)が日本昔話などを朗読。ネットの平田脩理事長(76)が健康トークを繰り広げた。

     持病を抱えた人も、認知症の人も参加し、地域の高齢者の安否確認も兼ねる。朗読もトークも一方通行ではなく、参加者たちも会話に参加していた。

     「図書室」は町民文化会館(同町五ケ所浦)の1階にある。倉庫として利用されていた120平方メートルの1室で2015年9月に開設した。清掃や塗装は仲間の協力で行い、私費で新刊を買い入れた。

     町は翌年度から運営予算を計上、現在は約7300冊の蔵書となった。人口1万4000人の町で、年間延べ5800人が訪れる。

     こうした活動に県立図書館も注目する。来月17日に同ネットらが町民文化会館で開くクラシックコンサートに合わせ、会場に「移動図書館」を特設することを決め、ネット側と打ち合わせを進める。「独自の活動に取り組んでいる組織があるのはうれしく頼もしい。県の施設として、できる限りバックアップしていきたい」と県立図書館の司書、宇城理沙さん(29)は話す。

    〔三重版〕

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