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三原やまびこ

高齢者、楽しく働く シシトウ栽培好調 地域雇用、生産と福祉両立 /高知

「朝来るのが楽しみ」とハウスで収穫の岡田有恵さん=高知県三原村下長谷で、大塚和助撮影

 三原村下長谷の農事組合法人「三原やまびこ」(岩井清代表)の今季のシシトウ出荷がこのほど、始まった。ビニールハウス(約20アール)で、高齢者の女性など、地域住民がそれぞれの事情や能力に応じて働けるシステムで、2年目を迎える。法人には60~80代の36人が登録し、都合の良い時間に収穫からパック詰めなど、出来高払いで収入が得られる仕組みで、高齢者の雇用の場として注目されている。【大塚和助】

     三原やまびこは、2014年に発足した「三原村集落活動センターやまびこ」生産部が発祥。当時の部長だった岩井さんが「シシトウ栽培は、重労働はできなくても手作業ならできる高齢者を雇用し、地域ぐるみで楽しく働ける事業」と提案し、16年に「三原やまびこ」として法人を設立し、県と村の補助金でビニールハウスを整備した。昨年度は5月から12月まで収穫し、目標約10万パック、約1000万円の売り上げを達成した。

    音楽を聴きながらパック詰めをする地域の人々=高知県三原村下長谷で、大塚和助撮影

     5月初旬の午前7時過ぎ、ハウス内では8人が談話しながら収穫していた。当初から参加している岡田有恵さん(76)は「好きな時に、みんなとおしゃべりしながら作業して、お小遣いがもらえるけんうれしい。昨年の収入でエアコンを買うたがよ」と喜んでいた。

     岩井さんは「生産と福祉が両立する理想的なシステム。人口減が進む中山間地で、住民がいかに元気に働けるかが重要だ」と話している。

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