裁量労働制に関する厚生労働省の調査に異常値が見つかった問題で、厚労省は15日、精査結果を公表した。一般労働者の労働時間は966事業場で異常値が確認され、すでに撤回した裁量労働制のデータと合わせて2492事業場を調査から削除した。削除後の再集計で、一般労働者の1日や1カ月の残業時間は元のデータより短くなり、野党はデータが働き方改革関連法案の根拠の一つになっているとして「審議の前提が揺らいだ」と批判している。【神足俊輔】
加藤勝信厚労相は15日、衆院厚労委員会で「謙虚に反省していかなければならない」と陳謝した。
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