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論プラス

統合型リゾート実施法案 賭博が成長戦略?=論説委員・伊藤正志

大阪湾の人口島「夢洲」でのIR整備のイメージ=関西経済同友会提供、2015年1月作成

 カジノ設置を目指す統合型リゾート(IR)実施法案への疑問が尽きない。ギャンブル依存症への懸念はもちろん大きいが、そもそも、なぜ賭博が日本の経済を押し上げる成長戦略の目玉になり得るのか。法案では地域振興もうたわれるが、地方の活性化につながるのか、見通しは不透明だと言わざるを得ない。

 ギャンブル依存症に関する最新のデータをまず見てみたい。

 厚生労働省が昨年、約1万人の面接調査の結果を公表した数字では、生涯で依存症が疑われる状態になった人は3・6%だった。これを20~74歳の全人口に当てはめると約320万人となる。生涯の依存症率は、オランダ(1・9%)やフランス(1・2%)よりはるかに高い。

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