厚労省部会

iPS細胞の心臓病臨床研究、条件付き承認

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
iPS細胞を使った心臓病の臨床研究のイメージ
iPS細胞を使った心臓病の臨床研究のイメージ

 厚生労働省の再生医療等評価部会は16日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った心臓の筋肉細胞をシート状にして重症心不全患者の心臓に移植する大阪大の臨床研究計画を条件付きで承認した。iPS細胞を使った心臓病の臨床研究は世界初。近く厚労相が研究実施を認める通知を出し、年度内にも最初の患者に移植される。

 同大の澤芳樹教授(心臓血管外科)のチームが今年3月に届け出ていた。iPS細胞を使った移植の臨床研究が承認されたのは3件目。これまでの2件は理化学研究所などのグループが目の難病に実施中のもので、移植した細胞の数も数十万個だった。今回の心臓病の臨床研究は約1億個と移植する細胞数が大幅に増える。iPS細胞はがん化の恐れがあり、安全性の確認が重要になる。

この記事は有料記事です。

残り420文字(全文746文字)

あわせて読みたい

注目の特集