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トヨタ

神奈川県警と連携 事故データ分析、カーナビ開発

 トヨタ自動車は16日、神奈川県警が保有する交通事故データの提供を受け、カーナビゲーションの注意喚起の機能を充実させる開発を進めていると発表した。警察の詳細なデータを使ったカーナビの開発は全国で初めてという。

     蓄積されたデータを民間に活用してもらう神奈川県の「オープンデータ」の一環。県警から提供されたのは、2012~16年の5年間に県内で起きた人身交通事故約15万件のデータで、トヨタは発生場所や事故状況などを分析した。

     新システムの試作に際し、トヨタは5年間で9件以上の人身事故があった交差点約1800カ所を抽出した。試作中のシステムでは、そうした交差点にさしかかる前に、追突や歩行者の飛び出しなど、発生しやすい事故形態をドライバーに音声やマークで伝える。道順の案内でも、事故が起きにくいルートを優先的に選んで提示する。

     今後、カーブの道路などでも分析を進め、来年度後半からトヨタが運営するカーナビアプリでサービスを提供し、車に備え付けのカーナビにも順次導入する予定。他の都道府県警からも事故データの提供を受けたい考えだ。

     トヨタの担当者は「原因となる危険を予測すれば、未然に事故を防げる。自動運転の技術にも役立つデータだ」と話す。【杉山雄飛】

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