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旧優生保護法を問う

強制不妊、妻に言えず 提訴の男性「人生返して」

 国は人生を返してほしい--。旧優生保護法下での不妊手術を受けた北三郎さん(75歳、活動名)=東京都=は、手術を受けた事実を妻にも言えず、長い間苦しんできた。17日、東京地裁に国家賠償請求訴訟を起こした北さんは「裁判で強制不妊手術の実態を明らかにし、心の傷を少しでも埋めたい」と訴えた。

 午前9時半過ぎ。弁護団は「被害者に今こそ救済を!」と書かれた横断幕を掲げ、東京・霞が関にある東京地裁前を行進した。提訴後の午前10時から記者会見した代理人の関哉直人弁護士は「北さんは手術で精神的な苦痛を被ってきた。憲法違反の法律に基づき、手術を進めた国の責任を問いたい」と述べた。

 訴えによると、北さんは中学2年の時、仙台市内の児童自立支援施設(当時の教護院)にいたが、目的を知ら…

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