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東日本大震災

福島第1原発事故 8年ぶりの稲作 南相馬の旧避難区域、復興へ前進 /福島

 福島第1原発事故に伴い避難指示が出されていた南相馬市原町区鶴谷地区で、事故以来初めての稲作が始まった。今年から、同市では帰還困難区域を除いて作付け・出荷の制限は解除された。市全体で作付面積が300ヘクタール増加すると見込まれており、農業分野の復興が少しずつ進んでいる。

 鶴谷地区で8年ぶりの稲作に取り組むのは、地元農業者らが昨年8月に設立した株式会社「アグリ鶴谷」。田植え機に苗を並べ、代かきされた水田を進むと、足跡のように稲がリズミカルに植わっていく。約30アールの水田1面に、30分ほどで植え付けが終了した。

 メンバーらは今春の稲作再開を目指し、昨年9月以降、草刈りなど準備を進めてきた。作付け面積は合計11・5ヘクタール。今年育てるのは飼料用米のみだが、清信真一社長(68)は「農地環境の保全だけでも意味は大きい。実りの秋を迎えたいね」と笑顔で話す。2019年秋からはほ場整備も始まる予定で、来年にも主食用米の生産再開を視野に入れている。

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