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政治分野の男女共同参画法 小林良彰氏 慶応大教授/申キヨン氏 お茶の水女子大准教授

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 16日に成立した政治分野における男女共同参画推進法について、意義や今後の課題を有識者2人に聞いた。【聞き手・中川聡子】

恥ずべき状況、脱する一歩 小林良彰氏 慶応大教授(政治学)

 有権者の半数が女性なのに女性議員が少ない日本の現状は、民主主義国家の体を成していない。推進法を国際的にも恥ずべき状況を脱する一歩とすべきだ。研究からは先進国ほど女性議員の比率が高まり、予算の中の軍事費の割合が減り、教育費が増えることが明らかになっている。

 女性は家事や育児負担がある上に、知名度など政治的資本が男性より劣る傾向があり、小選挙区制では不利になる。「死票」や投票率が低下する問題もあり、今の国会が真に民意を反映しているとは言い難い。

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