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千葉・松戸

要介護者ボランティア表彰 特養入居者2人に

「介護支援ボランティア」制度で、松戸市からの表彰状を受けた後、喜びを語る針谷若枝さん(中央)=千葉県松戸市の陽光苑で2018年5月16日、斎藤義彦撮影
「介護支援ボランティア」制度で、松戸市からの表彰状を受ける今泉豊太郎さん(右)=千葉県松戸市の陽光苑で2018年5月16日、斎藤義彦撮影

 要介護高齢者が高齢者施設などでボランティアをした場合、年最大5000円を交付するポイント制度を全国で初めて導入した千葉県松戸市は16日、規定のポイントをためた特別養護老人ホームの入居者2人に表彰状を贈った。要介護認定を受けた高齢者が受賞したのは初めてで、2人は「社会に何かお返しがしたかった。さらに頑張る」と前向きだ。

     同市の「介護支援ボランティア」制度は、元気な高齢者が施設などで1時間程度ボランティアをすれば1ポイントを付与し、50ポイント以上になると5000円の交付金などを贈る仕組み。昨年度、要介護高齢者にも対象を拡大した。「社会の担い手」として公認し、元気になってもらうのが狙いだ。

     今回受賞したのは、同市旭町の特別養護老人ホーム「陽光苑」で暮らす針谷(はりがい)若枝さん(98)と今泉豊太郎さん(77)。施設内で使うタオルやエプロンなど数百枚を毎日、2時間かけてたたみ、50ポイント以上をためた。2人は公的施設入居者のため、今回は賞金でなく賞状が贈られた。

     針谷さんは「今後も老体にムチ打ち、頑張ります」と感想を語り、今泉さんは「左半身まひだが右手は大丈夫。何か一つでもできることをやろうと心がけ、認められた。他の要介護高齢者も社会参加してほしい」と呼びかけた。中沢豊・同市高齢者支援課参事は「施設の高齢者も社会に貢献したいはず。引き続き意欲を引き出していきたい」と話している。【斎藤義彦】

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