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本因坊戦

山下が先勝 大熱戦制し 第1局

激戦となった第1局を振り返る挑戦者の山下敬吾九段(左)と本因坊文裕=山口県萩市の萩・明倫学舎で2018年5月16日午後8時40分、上入来尚撮影

 山口県萩市の萩・明倫学舎で15日から打たれた第73期本因坊決定戦七番勝負第1局(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催、萩・明治維新150年記念事業実行委など共催、大和証券グループ協賛、マルシフードサービス協力)は16日午後8時21分、256手で挑戦者の山下敬吾九段(39)が本因坊文裕(もんゆう)(28)=井山裕太九段=に黒番半目勝ちし、7期ぶりの返り咲きに向け幸先よいスタートを切った。残り時間は山下1分、文裕3分。

 互いの深い読みがぶつかり合う壮絶な戦いとなり、難解なヨセ勝負に突入したが、山下が際どく制した。昨年9月の名人戦第2局から続いていた文裕の7大タイトル戦連勝は17で止まった。

 封じ手の黒51ツギから、2日目の対局へ。文裕の積極的な白52ハネに対し、山下も黒53と反発、小競り合いから本格的な戦いに突入した。解説の張栩九段が「一進一退、見事な戦い」と評する進行で、白80まで黒が右下、白が下辺で生きる互角のワカレとなった。

 焦点は中央から左上に移り、白86が中央の黒大石を分断する工夫の一着。白は98と切って黒大石に襲いかかったが、白108など文裕に踏み込み過ぎがあったようで黒のシノギ筋も見え、形勢は混沌(こんとん)としてきた。

 黒125のノゾキまで白模様に深く踏み込み、左上で生きたのが山下の好判断だった。細かいヨセ勝負に入り、秒読みの中で山下が競り勝った。

 第2局は23、24の両日、京都市の元離宮二条城で打たれる。【最上聡】

運がよかった

 山下敬吾九段の話 途中ははっきり負けにしたので運がよかった。封じ手の後の中央の打ち方もまずく、雰囲気が悪かった。勝ちになったと思ったのは最後。次はもう少し納得のいける碁を打ちたい。

次はよい内容を

 本因坊文裕の話 1日目は苦しいと思っていた。ヨセは得をしたと思っていたが、そうではなかったのかも。タイトル戦の連勝が途切れたことは気にしていない。次はもう少しよい内容の碁を打ちたい。

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