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新潟女児遺棄

「騒がれ殺した」 計画的に連れ去ったか

新潟県警新潟西署を出る小林遼容疑者(中央)=新潟市西区で2018年5月15日午後0時59分、梅村直承撮影

 新潟市立小針小2年、大桃珠生(たまき)さん(7)が殺害され、JR越後線の線路内に遺棄された事件で、死体遺棄・損壊容疑で逮捕された同市西区の会社員、小林遼(はるか)容疑者(23)が「騒がれたため殺した」などと供述していることが、捜査関係者の話で判明した。小林容疑者が事件当日の7日、勤務先を無断欠勤していることなどから、新潟県警は小林容疑者が計画的に大桃さんを連れ去り、騒がれたことで殺害に及んだとみている。

     捜査本部は16日、小林容疑者の自宅を家宅捜索。殺害についても認める供述をしており裏付けを進める。

     小林容疑者は事件当日の7日午前8時に勤務先の電気工事会社に出社しなかった。同社によると、無断欠勤は初めて。翌8日以降も出社していなかった。

     大桃さんは7日午後3時過ぎ、友達と別れて一人になった後、行方不明になった。連れ去られた直後に殺害された可能性が高い。

     捜査関係者によると、小林容疑者は昨年、未成年の女性にわいせつな行為をしたとして、4月に県青少年健全育成条例違反容疑で書類送検されていた。

     一方、小林容疑者は車に遺体を乗せて数時間にわたり市内を走行していた。その理由について「時間をつぶした」と供述しているという。

     遺棄されたのは7日午後10時19~30分ごろ。越後線は上りと下りが同じ線路を使う単線で、午後9時台は遺棄された区間を7本の電車が走るが、同10時台は4本に減る。電車の本数が減る時間帯を待ったとみられる。小林容疑者の自宅は遺棄現場から約70メートルしか離れておらず、「電車にはねられたと見せかけたかった」とも供述している。【井口彩、南茂芽育、北村秀徳】

    「娘は戻らない」遺族がコメント

     大桃さんの家族は16日、県警を通じてコメントを発表した。内容は次の通り。

     私たち家族は、大切な存在である娘を今回の思いがけない出来事で失い、悲しみの中におります。この状況を受け止めることは難しく、また、犯人が捕まったとしても娘が戻ってくることはありません。今は、一日も早く地域の方々や私たち家族が穏やかな生活を取り戻せることを願うばかりです。

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