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アルマ望遠鏡

133億光年かなたに酸素発見 大産大など

 南米チリにある世界最大の電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」で132億8000万光年かなたの銀河に酸素を発見したと、大阪産業大や国立天文台などのチームが16日付の英科学誌ネイチャーに発表した。銀河は宇宙誕生の2億5000万年後にできたと推定され、宇宙初期の星や銀河形成の謎に迫る成果という。

 チームは2016年3月~17年4月、アルマ望遠鏡でしし座の方向にある132億8000万光年先の銀河を観測。恒星が放つ強い紫外線で電子をはぎ取られた酸素ガスの特徴的な電波を検出した。138億年前の宇宙誕生から約5億年後には酸素が存在していたことになり、今回の研究メンバーも加わった従来の観測記録を8000万年更新した。

 また、ハッブル宇宙望遠鏡などでこの銀河内の星の組成を調べた結果、銀河の年齢は推定2億5000万歳と判明。宇宙最初期にできた銀河の一つであることが分かった。

 ビッグバン直後の宇宙は、ほとんどが水素とヘリウムのガスで満たされていた。1億年以上たって初代の天体が生まれたとされ、それらが爆発と誕生を繰り返す中で酸素や炭素など他の元素が作り出された。

 チームの橋本拓也・大阪産業大博士研究員は「さらに遠方の酸素を発見し、星が生まれた初期宇宙の姿に迫りたい」と話している。【阿部周一】

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