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SUNDAY LIBRARY

小林 聡美・評『スモールハウス』『極上の孤独』

◆『スモールハウス』高村友也・著(ちくま文庫/税別780円)

◆『極上の孤独』下重暁子・著(幻冬舎新書/税別780円)

 西麻布の交差点にあった見慣れたお店がいつのまにかなくなって、カプセルホテルになっていた。カプセルホテルというと、経費節約の出張サラリーマンや終電を逃した酔っ払いが利用するものかと思っていたけれど、最近のカプセルホテルは飛行機のファーストクラスやビジネスクラスをイメージした清潔で機能的な設(しつら)えのものもあるらしく、これまでの蜂の巣のようなイメージとは大違いのようだ。パソコンも利用できるから、仕事を片付けるための数時間の利用もありらしい。

 閉所が苦手な人もいるけれど、狭いところが妙に落ち着くという人は多い。私も子供のころ、お仕置きで押し入れに入れられるのは嫌だったけど、自分からすすんで入るのは好きだった。2段ベッドも憧れだったし、寝台車も嬉(うれ)しかった。近所の友達と集まって、傘を組み合わせてドームをつくり、その中で遊ぶのも愉(たの)しかったなあ。

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