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巨人

坂本弾から12点 薩摩で勇人が着火(スポニチ)

セ・リーグ 巨人12-4ヤクルト(2018年5月16日 鹿児島)

 桜島を望む鴨池野球場。堂々と構える鹿児島のシンボルだ。3回1死。巨人の象徴・坂本勇も同様に、どっしり下半身を沈ませた。

     「いいバランスで振れた。自分のいいポイントで、思ったより飛んでくれた」。原の144キロシュートを見逃した直後だ。10キロ遅いスライダーを体が伸び上がることなく、引きつけた。軸足に体重を残したまま、逆方向の右翼席に運ぶ先制の4号ソロ。「薩摩勇人弾」で、12点の大勝が幕を開けた。

     モデル体形の下半身に筋肉が詰まっている。春季キャンプ中だった。両足を広げ、腰を落として行うティー打撃。小関打撃コーチは「変化球で抜かれたときに崩されないように。一番の狙いは両膝の使い方」と説明する。若手がベルトの位置を上下動させる中、水平のまま球を打ち続ける脚力は圧巻だった。

     1-1の4回に3点を勝ち越し、なお1死一、二塁では左前適時打。「いい流れでつないでイケイケムードでいきました」と打者一巡で7点の猛攻を呼んだ。7回にも四球を選び、打者10人攻撃の流れを生んだ。先発野手全員の14安打で先発全員得点。高橋監督は「みんなにしっかりつなぐ意識が出ていると思う」と称えた。

     今季は1イニングで5点以上を奪ったのが7試合で8度と、ビッグイニングが多い。首位・広島に2.5ゲーム差に迫り「大量得点は優位になる。ああいう回を増やしたい」と坂本勇は話した。1番打者ながら、リーグの日本人トップ27打点。チームをけん引している。 (神田 佑)(スポニチ)

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