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人生は夕方から楽しくなる

フリーライター・鶴見済さん 貸したり借りたり、人間関係が豊かに

「社会で主流となっている生き方からこぼれちゃって、つらい思いをしている人が楽になればいいなあ」=東京都国分寺市で、藤井太郎撮影

 平日の昼下がり、東京都のある住宅街。「こんなふうに歩いていると不審者と思われかねないんですよ」と話しながら笑みを浮かべる。すれ違う人は誰もいない。大人の多くは働いている時間なのだろう。

 「ネクタイをしていれば職務質問は受けないでしょうね。小さい子どもを連れたお母さんも怪しまれない。『ちゃんとした人』と見られるから。そこからはずれた人は、どこか低く見られているようなつらさがあります」。この日はジーンズにチェック柄のシャツ。作業帽のようなキャップをかぶっていた。確かにこの時間、ぶらぶら歩いていたら「ちゃんとしていない人」と思われるかもしれない。

 そんな社会も変化してきた。多様な生き方を認めようとする動きが表れたり、物が売れなくなったりしている。

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