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 化粧品会社勤務のクリスティ(クリッシー・チャウ)は昇進が決定し、公私共に順風満帆。しかし仕事のプレッシャーは想像以上で、恋人や家族との問題が持ち上がり、設備トラブルでアパートから退去を求められてしまう。そんなドン詰まりのクリスティの仮住まい先は、現在はパリ旅行中で、くしくも同じ誕生日の女性ティンロ(ジョイス・チェン)の部屋だった……。

     香港で人気を博した舞台劇の映画化。その演出家兼主演女優キーレン・パンがメガホンを取った。30歳目前のキャリアウーマンがストレスだらけの人生を見つめ直すありがちな物語だが、レスリー・チャン好きで夢想家のもうひとりの主人公がビデオレターなどを介して絡んでくる中盤以降は意外な展開へ。主人公がカメラ目線で話したり、伏線や技巧を満載したりする作風はやや演出過多だが、対照的なヒロインたちの切実な幸せ探しをユーモアと優しさにくるみ、後味は爽やか。1時間51分。東京・YEBISU GARDEN CINEMA。26日から大阪・シネ・リーブル梅田ほかで順次。(諭)

     ◆異論あり

     29歳独身を経験した者としては、この手の物語に違和感を覚えることも多いが違った。何事も努力してきたクリスティ、無理せず心地よい世界で生きるティンロ。彼女たちを光と影の両面から描き、単純な答えには導かない。監督も“29歳問題”に真剣に向き合ってきたのだろう。(山)

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