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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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本館メイン展示に「3日後の少女写真」

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原爆投下3日後の広島市で国平幸男元記者が撮影し、原爆資料館本館入り口での展示が決まった少女の写真
原爆投下3日後の広島市で国平幸男元記者が撮影し、原爆資料館本館入り口での展示が決まった少女の写真

来春にリニューアルオープン 毎日新聞記者が撮影

 来春にリニューアルオープンを予定する広島市中区の原爆資料館本館の展示内容を検討する有識者会議が18日、同市内であった。入り口に展示される被爆の実相を表すメイン写真に、原爆投下の3日後に毎日新聞記者が撮影した少女の写真が選ばれた。原爆投下直後に人物を正面から捉えた写真は珍しく、人物が特定され被爆後の人生も伝えられる点などが重視された。

 写真は1945年8月9日、毎日新聞大阪本社写真部の国平幸男記者(2009年に92歳で死去)が、広島市中心部で撮影。腕を負傷し、うつろな表情で原子野にたたずむ少女を捉えた。

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【広島・長崎原爆】

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