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新元号即位直前

「広く受け入れ」で熟慮 公表ずれ込む

 新天皇の即位に伴う新元号の公表時期が事実上、固まった。政府は当初、国民生活への影響を考慮して今年夏ごろの公表を検討したが、宮内庁や自民党内の意見に配慮し、2019年5月1日の改元の直前にずれ込んだ。

 菅義偉官房長官は17日の記者会見で「新たな元号が広く受け入れられ、生活の中に深く根ざしていくよう慎重な検討が必要だ」と述べた。「改元の1カ月前」はこうした方針に合致する。ただ、菅氏は具体的な公表時期は未定だと繰り返した。

 今回は憲政史上初の退位による代替わりで、即位・改元の時期を政府が決める。政府はまず「19年元日改元」を水面下で検討。今年夏ごろの事前公表を想定していた。

 しかし、宮内庁が「正月は重要な宮中行事が多く難しい」(西村泰彦次長)と異議を唱えたため、政府は、19年4月30日に天皇陛下が退位し、5月1日に新天皇が即位する日程を決めた。この日程なら、陛下は1月7日の昭和天皇逝去30年式年祭をご自身で行うことになる。

 一方、自民党内の保守派は、陛下の在位中に国民の関心が新天皇に移ることを懸念し、新元号の公表をできるだけ遅らせるよう首相官邸に働きかけた。新元号が「広く受け入れられる」には、政府はこうした意見も踏まえる必要があり、情報システム改修に要する時間とのぎりぎりの接点として、改元の1カ月前をめどにした。【野口武則】

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