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イスラム圏

断食月「ラマダン」が始まる

 【カイロ篠田航一】エジプトやサウジアラビアなどイスラム圏の多くの国で17日、イスラム暦の断食月「ラマダン」が始まった。期間は約1カ月で、病人や子供、妊娠中の女性らを除き、原則として日の出から日没まで飲食が禁じられる。

     ラマダン中にイスラム教徒の信仰心が高まることにつけ込む形で、近年はイスラム過激派が「不信心者や異教徒」へのテロ攻撃を呼びかけるケースが多い。特にイスラム教徒の集団礼拝日である金曜日はモスク(イスラム礼拝所)などの宗教施設や群衆が狙われる可能性もあり、日本の外務省なども注意を呼びかけている。

     昨年のラマダン期間中にはアフガニスタンの首都カブールで150人以上が死亡する爆弾テロが発生。2016年には日本人7人を含む20人が犠牲になったバングラデシュ・ダッカの人質テロ事件も起きた。今年はラマダン直前の13日、在イスラエル米大使館のエルサレム移転を非難する国際テロ組織アルカイダが、ジハード(聖戦)実行をイスラム教徒に呼びかけている。

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