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EU首脳会議

バルカン支援を確認へ 早期加盟には溝

西バルカン地域6カ国の首脳招く

 【ブリュッセル八田浩輔】欧州連合(EU)は17日の首脳会議で、将来のEU加盟を望む旧ユーゴスラビア諸国を中心とする西バルカン地域6カ国の首脳を招き、地域の安定に向けて関係を深める方針を確認した。一方、スペインのラホイ首相は独立を承認していないコソボの参加に反発して会議に参加せず、EUの東方拡大を巡る温度差が浮き彫りとなった。

     EUの欧州委員会は今年2月、6カ国のうちセルビアとモンテネグロについて、早ければ2025年の加盟を目指す新戦略を発表。残るアルバニア、マケドニア、コソボ、ボスニア・ヘルツェゴビナの4カ国も早期加盟に向けて経済的な支援などを強化するとした。

     かつて「欧州の火薬庫」と呼ばれたバルカン半島では近年、ロシアと中国が政治・経済両面で影響力を拡大。また15年の欧州難民危機では中東からの難民が移動する主要なルートとなり、EUでは地政学上の要の一つとして西バルカンの安定を重視し、政治的関与を強める機運が高まっている。

     一方、泥沼の民族紛争を経て08年にセルビアから独立を宣言したコソボを巡っては、カタルーニャ自治州の独立問題を抱えるスペインやギリシャなどEU5カ国が独立国家として認めていない。また00年代に入ってEUに加盟した中東欧諸国との摩擦など西側諸国には「拡大疲れ」と呼ばれる状況に嫌気もあり、西バルカン諸国の早期加盟は非現実的との見方が根強い。

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