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旧優生保護法を問う

生身の痛み、共感訴え 「国は真実を」

 障害者らに不妊手術を強制した国の責任を問う一斉提訴が17日、札幌、仙台、東京の各地裁で起こされた。提訴に先立ち妻に初めて手術を告白し実名を明かした男性、中傷におびえ名前を伏せつつ「活動名」を名乗ることで生身の人間のつらさをわかってもらおうとしてきた女性……。原告3人が歩んできた人生は、旧優生保護法が1万6475人とその家族に刻んだ「罪の深さ」を象徴する。

 「妻に反対されたら、死ぬまで(強制手術の事実を)自分の胸にしまっていた。でも、支えてくれたので頑張ろうと思った」

 強制手術を受けた当事者の中で初めて実名で被害を訴え出た小島喜久夫さん(76)は、札幌地裁に提訴した後の記者会見で感謝の言葉を口にした。隣の席には、40年近く連れ添ってきた妻麗子さん(75)が座っていた。

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