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愛知・大府の認知症列車事故死

遅延訴訟勝訴2年 認知症事故「救済を」 家族の思い乗せ、遺族男性が実名で講演

認知症になった父親が線路に入り死亡した鉄道事故でJR東海から損害賠償訴訟を起こされた長男の高井隆一さん=東京都千代田区で、宮間俊樹撮影

 愛知県大府市で列車にはねられて死亡した認知症の男性(当時91歳)の遺族がJR東海から約720万円の賠償を求められた裁判で、家族に責任はないとした最高裁の逆転判決から約2年。男性の長男は実名を公表して7年の介護とその後6年に及んだ裁判について各地で講演している。「1、2審判決に『ひどい』と声を上げてもらったおかげで逆転できた。私の経験が役に立つのならお伝えしたい」と話している。【銭場裕司】

 長男は高井隆一さん(67)。2000年ごろ、父が認知症を発症すると、妻が実家近くに転居するなど家族…

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