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五木ひろしと戦後歌謡の原点

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 今年70歳を迎えた五木ひろしは5、6歳の時から歌手になりたいと思っていた。ラジオの歌謡番組を聞き、一日中歌っていたという。BS-TBS「五木ひろしが選び歌う 名曲ベスト10」(19日午後6時半)で本人が語っている。年1回の特番で、今回は「昭和を彩った、戦後三羽ガラス&三橋美智也」を特集する。“歌唱歴65年”の五木の、歌への熱い思いと知識に裏打ちされた長時間番組で、資料的価値も十分だ。

 戦後の歌謡史は「焼け跡に希望を与えた」並木路子の「リンゴの唄」(1945年)から語られることが多い。だが、田端義夫、岡晴夫、近江俊郎の三羽ガラスの歌は欠かせない。田端の「かえり船」(46年)は復員してきた兵士たちの気持ちを歌う。岡の「憧れのハワイ航路」は「晴れた空、そよぐ風……」と底抜けに明るい歌詞から、世の中が落ち着いた頃の作と思っていたが、48年。真珠湾攻撃から7年しかたっていない。同年に近…

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