警察官採用試験

広がる「身長・体重不問」 27道府県に

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体格基準を撤廃した宮崎県警の採用試験に合格し、警察学校に入校した武本巡査(左)ら3新人=宮崎市の県警察学校で2018年4月6日、田崎春菜撮影
体格基準を撤廃した宮崎県警の採用試験に合格し、警察学校に入校した武本巡査(左)ら3新人=宮崎市の県警察学校で2018年4月6日、田崎春菜撮影

 男性はおおむね身長160センチ以上、女性は150センチ以上としていた警察官の採用時の「体格基準」をなくす動きが急速に広がっている。2017年度までに15府県警が撤廃し、毎日新聞の取材では今年度少なくとも12道県警が撤廃、全国の過半数に拡大した。背景には、少子化や景気回復による民間人気の高まりで志願者数が減少していることに加え、サイバー犯罪など新たな犯罪が出現し、求められる人材が多様化していることもあるようだ。【林壮一郎、田崎春菜、清水晃平】

 全国の警察は「災害現場などでの人命救助、逃走・抵抗する犯人の制圧・逮捕など、その職務の特殊性から一定の体格が求められる」(福島県警のホームページ、07年当時)として、身長の他、体重(男性はおおむね47キロ以上、女性は43キロ以上)の体格基準を設け、基準に達しない人は志願しても原則採用されなかった。

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