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電車内で痴漢被害に遭った際、助けを求める声を上げにくい女性のために、京都府警鉄道警察隊が「ヘルプカード」を印刷したブックカバーを作った。ヘルプカードには「助けて」と書かれ、見た人に駅係員や警察への通報を依頼する仕組みだ。さらに、府警のホームページ(HP)のリンクからフェイスブック(FB)に接続すると、サイレンや助けを求める音声が流れるヘルプカードの画像も13日から公開した。
ブックカバーは、女子中高生らが電車内で参考書をよく持っていることに女性隊員が着目し、今月作成した。電車に乗る愛らしい動物のイラストが描かれ、本の表紙をめくると、カバーの端に痴漢を撃退する五つの方法((1)痴漢の顔をにらむ(2)勇気を出して「やめてください」の一言を出す(3)周りの人に知らせる(4)体の向きを変えるなど痴漢から逃げる(5)泣き寝入りせず被害を届ける)を示した絵が現れる。
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