メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

米テキサス

高校で銃惨劇また 銃規制議論に影響か

米南部テキサス州サンタフェの高校で銃乱射事件が起き、恐怖におびえ抱き合う生徒たち=18日、AP
米南部テキサス州サンタフェ

 【ロサンゼルス長野宏美】またしても学校で銃による惨劇が起きた。米南部テキサス州ヒューストン近郊サンタフェの高校で18日発生した銃乱射事件。米国では2月も、南部フロリダ州パークランドの高校で17人が犠牲になる銃乱射事件が発生するなど、学校や職場でも銃を使った事件が後を絶たない。銃規制をめぐる議論が再燃しそうだ。

 校内には警報アラームが鳴り響き、生徒は必死に逃げた。「火災の避難訓練だと思った」。生徒は米メディアに恐怖を語った。米メディアの映像では、大勢の生徒が教室の外に避難して集まり、警察がリュックサックなどを調べる様子が見られた。学校周辺にはパトカーが集まり、ヘリコプターも出動し、物々しい様子が伝えられた。

 生徒のアンジェリカ・マルティネスさん(14)はCNNに「みんなで(外に)立っていたら5分もしないうちに銃声が聞こえた。それでみんなが走り出した。教師がとどまるよう言ったがみんな逃げた」と恐怖を語った。

 別の女子生徒もCNNに「たくさんの警察が見えてただ事じゃないと思った。その後、『走れ走れ!』と言う声が聞こえ必死に逃げた。学校は安全であるべきだ」と語った。

 トランプ米大統領は今年2月、ホワイトハウスに過去の学校銃撃事件の被害者や遺族を招いた際、「銃を取り扱える教師がいれば、攻撃を止められるかもしれない」と語った。

 一方、2月の事件を受け全米各地の学校で生徒らが銃規制の強化を求める抗議行動が広がり、3000校以上の約18万5000人が参加した。また、米西部コロラド州のコロンバイン高校で13人が死亡した銃乱射事件から19年を迎えた4月20日には、全米の高校生ら約15万人が銃規制強化を求めて抗議デモを実施した。

 高校生が主導して銃の購入年齢引き上げなど規制強化を求める動きも広がっており、11月の中間選挙で規制に消極的な議員に投票しないよう訴えている。

 米メディアによると、今年に入って高校や大学など学校で負傷者や死者が出た銃撃事件は20件。この19年間で小中高校で銃撃事件により死亡した生徒や教員らは131人に上る。

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. アメリカンフットボール 悪質反則 日大、消せぬ不信感 コーチ発言に矛盾
  2. 中曽根氏 27日100歳 首相経験者2人目、なお存在感
  3. アメフット 学内から批判噴出 父母会などが行動起こす
  4. アメフット 日大会見「火に油」の司会は元ジャーナリスト
  5. アメフット 日大学長が緊急会見 一問一答

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]