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食べても安全か 気になる貝毒、専門家に聞いた

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貝毒が発生したことを知らせる看板=大阪府貝塚市の二色の浜公園で2018年5月2日、望月亮一撮影
貝毒が発生したことを知らせる看板=大阪府貝塚市の二色の浜公園で2018年5月2日、望月亮一撮影

 今年は貝毒の懸念が高まり、実際に被害も出ている。みそ汁の具やつくだ煮、バター焼きなど、貝は長く親しまれてきた食材だが、特定の条件下で蓄積される毒の脅威はあまり知られていない。中には、化学兵器に分類される強力なものすらある。貝毒について日本の第一人者に聞いた。【岸達也/統合デジタル取材センター】

化学兵器のサキシトキシン

 貝はそもそも、毒をもっていない。毒を持つ植物プランクトンを取り込むことで毒性を帯びる。

 今年に入り、アサリなどから規制値を超える毒が続々と検出されている。農水省によると、採取した貝や海水中のプランクトンから検出されたまひ性の貝毒が規制値を超えたとして、生産者などが出荷を自主規制する例がすでに63件出ている。年によってばらつきはあるが、2008~17年は最低で10件、最高でも37件で、例年に比べ多い。

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