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サッカー日本代表

西野監督の考えズバリ「ポリバレント」

サッカー日本代表のW杯壮行試合ガーナ戦のメンバーを発表する西野朗監督=東京都港区で2018年5月18日午後1時17分、小川昌宏撮影

壮行試合のガーナ戦の27人発表

 西野朗監督の考え方の特徴が、中島の落選に見えた。その理由を「1年間、ポリバレントではなかった」と説明。2006~07年に日本代表を指揮したオシム元監督が好んだ、複数のポジションをこなせるという意味の言葉だ。

     今年4月7日に解任されたハリルホジッチ前監督は、1トップと4バックの布陣で前線から相手に圧力をかけ、縦に速くボールを運ぶサッカーを追求した。後を受けた西野監督は、格上のコロンビア、セネガル、ポーランドに挑む1次リーグに備え、3バックで両サイドのMFも引いて守る陣形も模索している。複数のポジションで起用できる選手を重用し、相手によって戦術を変える姿勢は、チームの方向性を固めきれない現状の裏返しでもある。

     特徴的なのは、ボランチをこなす選手がDF遠藤航(浦和)を含めて8人も名を連ねたことだ。精神的支柱である長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)は不動ながら、山口蛍(セ大阪)は長谷部と同じ守備型のため、攻撃的MFでも使える大島僚太(川崎)らも選んだ。所属クラブで試合に出ていない選手に代表の椅子を与えなかったハリルホジッチ氏とは対照的に、実戦から遠ざかっている井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)も招集した。

     就任から2カ月あまりで挑むW杯だ。本田、香川ら経験豊富な選手でチームの骨格を早急に固める狙いは理解できるが、勢いは期待できない。西野監督自身、コロンビアとの初戦を念頭に「正直、絵がまだ描けない」と吐露した。今後は選手個々の状態を向上させ、連係を深めながら、代表に選ぶ23人の見極めも必要だ。残りわずかな時間で、やるべき作業は多い。【大谷津統一】

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